国内初、幹細胞で新型コロナ治療

国内では初の取り組み。ロート製薬が幹細胞を使った新型コロナ治療の治験へ

こんにちは。HALCoMSC.CoMです。

ロート製薬が新型コロナウイルスの患者へ間葉系幹細胞を使った治療の治験を計画しているようです。

 新型コロナウイルスの患者に「間葉系幹細胞」という細胞を使って治療しようとする臨床試験(治験)をロート製薬(大阪市)が計画している。東京都内で10日にあった国会議員有志の会合で、計画の概要を明らかにした。医薬品医療機器総合機構(PMDA)に近く、計画を届け出る。新型コロナで幹細胞を使った治験は国内で初めてという。

 新型コロナの重症化は、免疫にかかわるたんぱく質が暴走し、細胞を傷つける「サイトカインストーム」が関係しているとされる。今回使う間葉系幹細胞は、過剰な免疫反応によって誤って自分の体が攻撃されてしまうことを抑える効果が期待されると、ロート製薬は説明している。

朝日新聞デジタルの報道より一部抜粋。原文はコチラ(一部会員登録が必要)

新型コロナウイルスの重症化に影響する「サイトカインストーム」

この報道で触れられているサイトカインストームについては、以前メルボルンのバイオテクノロジー企業について、ご紹介した際に解説しました。

まだご覧になってない方はぜひ合わせてご覧ください。

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新型コロナウイルスについては、世界中で幹細胞を使った治験が行われていますが、少しでも早く解決策が見つかることを切に願って止みません。

今後の続報にも注目してウォッチしていきたいと思います。

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