こんにちは。HALCoMSC.CoMです。
今回は注目記事の連載がスタートしましたのでそちらをご紹介したいと思います。
2019年5月4日放送のNHKスペシャル「寝たきりからの復活 ～密着驚異の再生医療」の舞台にもなっていた札幌医科大学にて、注目したい治験が成功裡に進行した模様です。
現在日本で唯一の保険適用（条件及び期限付承認）がなされている再生医療であるステミラック注
『自身の身体の中にある間葉系幹細胞という自己治癒力が高い細胞を培養し、さらに治癒力を強くしたものを点滴で注入。それにより、損傷した部位の自己治癒能力を飛躍的に高め修復するという再生医療』 なのですが、この保険適用となっている治療は急性期（脊髄を損傷して約ひと月以内）開始という条件があります。
https://web.sapmed.ac.jp/hospital/topics/news/stemirac.html
そして今回ご紹介したいのがこちらのengadget日本版に掲載された、第一号治験をうけられたアカザ―氏ご本人の署名レポート記事。
https://japanese.engadget.com/akazawa-wheelchair-011014214.html
ご本人曰く今回の治験の目的は、事故後18年経過した自家（患者本人）の骨髄由来の間葉系幹細胞を使用生成したステミラック注の点滴治療法を試用することで、『投与により損傷している脊髄がどれだけ修復するのか？ すぐに歩けたりするのか？ 果たして慢性期患者にも効果が出るのか？ などをチェックするのが主目的』だった模様です。点滴投与は2018年11月21日に実施されたんですね。
記事は連載がはじまったばかりですが、『聖火ランナーになって20年ぶりに歩くコトになった』という目を見張る結果が最初から提示されているので、この先の連載進行が楽しみでなりません。
