筋ジストロフィー

京大など、iPS細胞を使い筋ジストロフィーを治療

こんにちは。HALCoMSC.CoMです。

みなさんは「筋ジストロフィー」という病気をご存知でしょうか?

筋ジストロフィーは、身体の筋肉が壊れやすく、再生されにくくなる様々な疾患の総称で、指定難病となっています。

京都大iPS細胞研究所などのチームがiPS細胞より「筋肉の元となる細胞」を作ることで、この難病に対する新たな治療法の確立を目指しています。

京都大iPS細胞研究所などのチームは、筋肉の力が衰える難病「デュシェンヌ型筋ジストロフィー」を再現したマウスに、ヒトのiPS細胞からつくった筋肉のもととなる細胞を移植し、筋肉を再生した。

(中略)

チームは、様々な細胞になれるヒトのiPS細胞を胎児の成長過程を模して培養し、筋肉のもととなる骨格筋幹細胞に、効率よく変化させることに成功。難病を再現したマウスの右脚に、約30万個の骨格筋幹細胞を注射したところ、ジストロフィンがつくられ筋繊維になり、筋肉が再生した。

(朝日新聞DIGITALの記事より一部を抜粋。全文はコチラ

正にiPS細胞の強みを活かした取り組み

ipsで筋細胞

iPS細胞という言葉自体はみなさんもお聞きになったことはあると思います。
では「正確に理解しているか?」と聞かれたらいかがでしょうか?

細胞の元になる細胞を「幹細胞」と言い、その中で様々な細胞になる(分化する)能力のある細胞を「多能性幹細胞」と言います。

そして、この多能性幹細胞の1つがiPS細胞です。

iPS細胞は日本語で言うと「人工多能性幹細胞」
その名が示すとおり、人工的に手を加えられた幹細胞を指します。
さらに具体的に言えば「人の皮膚から取った体細胞をベースに人工的に手を加えた幹細胞」これがiPS細胞と呼ばれるものです。

人工的に作るからこそ、今回の報道にあるような「筋肉の元になる細胞」を狙って作り出すことができます。これはiPS細胞ならではの強みですね。

反面、人工的な手法ゆえに癌化などのリスクは避けては通れません。
元の記事にある「長期間の安全性の確認」が正にこれに当たります。

間葉系幹細胞との違いとは?

KINTARO細胞

人工的に作られるiPS細胞に対して、私たちToGEARのご案内するKINTARo細胞は「間葉系幹細胞」と呼ばれるものです。

間葉系幹細胞は人体に元々存在する幹細胞を抽出し、そのまま培養して使うため、自然由来の幹細胞と呼ばれ、既に安全面もクリアされ実用化されています。

iPS細胞とは違い狙った細胞や臓器を作り出すことはできませんが、アンチエイジングや若返りなどを目的に治療(点滴投与)を受ける方が年々増えています。

ただし、KINTARo細胞はその他にもいくつかの特徴があり、残念ながら日本国内では治療を受けることが出来ません。そのため、私たちToGEARはマレーシアの首都クアラルンプールにて幹細胞治療(点滴による投与)を提供してます。

これらの点については、無料のセミナー動画で詳しく触れていますので、ご興味がある方はこちらのページより視聴をお申し込みください。
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